アプローチの比較
どのように整備するか、
によって結果は
変わってくる。
デザインシステムの整備には複数のアプローチがあります。このページでは、それぞれの違いを具体的な観点から整理し、判断の参考となる情報を提示します。
ホームへ戻る比較の背景
なぜアプローチを比較することが重要なのか。
デザインシステムの整備を始めようとするとき、チームはいくつかの選択肢に直面します。内製で進めるか、汎用ツールに依存するか、外部の視点を借りるか。どのアプローチも一長一短があります。
このページでは、特定の方法を否定するのではなく、それぞれの特徴と、Frame Vertex Lab のアプローチがどのような状況で適しているかを整理します。
アプローチの比較
従来型のアプローチと Frame Vertex Lab のアプローチ。
| 観点 | 従来型アプローチ | Frame Vertex Lab |
|---|---|---|
| 出発点 | 新しいシステムをゼロから設計することが多い | 既存のコンポーネントや文書を出発点にする |
| 期間 | 数ヶ月〜年単位のプロジェクトになりやすい | 2〜数週間のエンゲージメントで完結する設計 |
| 成果物 | 包括的なシステム設計が求められることが多い | スコープに応じた書面の成果物+セッション |
| チームへの負荷 | 大きな変更をともなうことが多く、負担がかかりやすい | 現状を踏まえながら進めるため、導入の摩擦が小さい |
| 投資規模 | 大規模な予算が必要になりやすい | ¥24,000〜¥43,500 の明確な定額設定 |
| 外部視点 | 内製のため視点が偏りやすい | 外側からの読み解きで見えにくい課題を拾う |
独自の点
外側から読み解くという、スタジオ的な立場。
観察者の視点
内部に長くいると気づきにくい命名の揺れや文書の空白を、外側から拾い上げることができます。
書面で残す文化
口頭で伝えるだけでなく、書面の成果物として整理するため、後からチームで参照しやすくなります。
スコープを絞った設計
全部を一度に変えようとしない。目的に応じたサービス設計で、必要な範囲だけ着実に整備します。
効果の比較
どのような成果が期待できるか。
一般的なアプローチ
- プロジェクト完了まで時間がかかり、その間も日常業務は続く
- 大規模な変更への適応にチームの時間が割かれる
- 成果物がシステム全体を網羅しようとする分、実用に落としにくい
Frame Vertex Lab のアプローチ
- 2〜数週間で完結し、すぐに活用できる成果物を手渡せる
- 既存の構造を活かすため、チームの学習コストが比較的小さい
- セッションで内容を直接説明するため、解釈の齟齬が起きにくい
費用対効果
投資の規模と、得られるものの関係。
デザインシステムの整備は、規模や方法によって投資額が大きく異なります。Frame Vertex Lab のサービスは、着手しやすい規模感で明確な成果物を提供することを意識して設計されています。
サービス 01
コンポーネントライブラリ初期整備
¥24,000
分類体系・命名規則・フォルダ構成の提案+チームとの確認セッション。整備の出発点として利用しやすい価格帯です。
サービス 02
フレームワークドキュメントレビュー
¥38,000
文書の観察レポート+更新優先度リスト+90分のウォークスルー。ドキュメント整備の前段として活用できます。
サービス 03
インターフェース標準整備
¥43,500
標準文書の作成+段階的導入計画+デザインリーダーシップとのクロージングセッション。組織横断的な整備に対応します。
進め方の違い
依頼側として、どのような経験になるか。
一般的なプロセス
Frame Vertex Lab のプロセス
継続性
整備した基盤が、時間が経っても機能し続けるために。
大きなシステムを一度に構築しても、チームが日常的に参照・更新できなければ、やがて実態との乖離が生まれます。Frame Vertex Lab が目指すのは、規模より継続性です。
今のチームの規模感と習慣に合った形で整備することが、長く使われる基盤をつくることにつながると考えています。段階的なアプローチはそのための選択です。
よくある誤解
デザインシステム整備についての、いくつかの誤解。
「一度整備したら終わり」ではないか
デザインシステムはプロダクトとともに変化します。整備は一度で完結するものではなく、定期的な見直しと更新が前提です。Frame Vertex Lab のサービスは、その最初の土台をつくることを目的としています。
「大企業向けのもの」ではないか
デザインシステムの整備は、組織の規模を問わず有効です。少人数のチームでも、命名の統一や文書化の出発点を作るだけで、コミュニケーションコストが下がる場合があります。
「外部に依頼すると自律性が失われる」のでは
Frame Vertex Lab の成果物は、依頼側のチームが自律的に使えるよう設計されています。継続的な依存関係が生まれる設計ではなく、整備の後はチームが自分たちで運用できる状態を目指します。
「既存のツールを使えばよいのでは」
ツールは基盤の整備を補助するものですが、命名規則や分類方針、記述粒度といった判断はツールが代わりに行ってくれるわけではありません。ツール導入前後の構造的な整理が、運用の質を左右します。
選ぶ理由
このアプローチが合っている状況。
コンポーネントはあるが、整理されておらず参照しにくい状態にある
ドキュメントが実態と乖離しており、更新が後回しになっている
大規模なシステム刷新ではなく、まず手の届く範囲から始めたい
複数のプロダクトチームがあり、インターフェースの語彙が揃っていない
外部からの率直な観察をもとに、文書化の優先度を整理したい
成果物の形と費用を事前に把握した上で依頼したい